歴史の記述対策
個別指導の学習空間 静岡東部エリア 長泉教室、裾野教室の佐藤です。
歴史の記述対策、皆さんは苦手ではないでしょうか?
これが一瞬で勉強せずにできる方法は残念ながらありません。
ですが、授業を聞く時の心構えを身に着ければ、授業中に記述の答えが見つかるようになります。
その心構えは「なぜ」を大事にすることです。
「なぜ」を考えると、記述対策にもなりますし、歴史に納得ができるようになります。
例えば、足利義満が行った日明貿易はなぜ勘合という札が使われたのでしょうか?
そのカギは当時暴れまわっていた、ある海賊です。
当時暴れていた海賊といえば倭寇ですね、倭寇は中国沿岸を攻撃していた海賊で、彼らがいては貿易も成りたちません。
そのため、倭寇と正式な貿易船を区別する必要があり、
そのために作られたのが勘合という合札です。
このように、なぜか考えることで勘合と倭寇という2つの用語が学べましたね。
この「なぜ」を聞く問題はテストでも入試でもよく見る問題です。
「なぜ」こうなったのかを考えると用語の羅列だったように感じた歴史も納得できるようになるのではないでしょうか。
余談ですが、私はこれが歴史の楽しさのように感じます。
歴史でも文化、政治、経済、宗教、芸術など様々な内容があり複雑ですが、これらは互いに影響を持っています。
「なぜ」を考えるとこのような全く違うような物事が結びついてきます。
私はこれが楽しいですね。
RELATED
関連記事
筋トレと勉強の相乗効果
今回は、筋力トレーニング(以下、筋トレ)と勉強が、お互いへもたらす素晴らしい相乗効果について、ご説明いたします! まず、勉強と筋トレには、脳と体の相互作用や習慣形成の観点から多くの共通点があります。
できることから、実直に続ける。
みなさんは、継続して取り組んでいることはありますか? 何かを継続して取り組むことは、簡単なように思えて、実はむつかしいです。 私は、どちらかというと何かを継続することは苦手です。 たとえば、「ジムに行く!」と思っても3日も続きません(´;ω;`) そんな私に、「できることから、実直に続ける」ことで結果を残し、その大切さを教えてくれた、現在中学3年生の生徒のお話をさせていただきます。
真の意味で自分の強みと弱みを知る
皆さん、部活でも勉強でもそうだと思いますが苦手、得意など何かしらありますよね。私もたくさんあります。私は料理や運動、特にダイエットはかなり苦手です笑 ですが、それは誰もが持っている当たり前のことです。だって私たちは人間ですもん!
© 2025 勉強のやり方.com