
ワーク3周しても成績が上がらない?効果的な問題集の繰り返し方と勉強のタイミング
「ワーク3周したのに成績が上がらない」人へ。大切なのは回数よりも「やり方」
もう……耳にタコができるぐらい聞いている気もするし、私自身も言っている気がします。
正直、流行語大賞になるんじゃないかと思うくらい、うちの塾ではおなじみの言葉ですよね。
そう、
「ワークを繰り返しましょう!」
という言葉です。
でも、ここで一つ注意してほしいことがあります。
ワークは、ただ何周もすればいいわけではありません。
やり方を間違えてしまうと、何の効果もない、ただ疲れるだけの作業になってしまいます。
「ワークを3周したのに、点数が上がらない……」
「俺、ワーク3周したけど、点数上がらんかった~」
なんて思っている人はいませんか?
はっきり言いましょう。
それは、やり方がまずいんです。
例えば、ワークの1周目。
自分で解けない問題があると、
「教科書を見よう」
「参考書を見よう」
「答えを探そう」
となりますよね。
そして、答えを見ながらワークを埋めていく。
これでは、2周目、3周目をやっても、なかなか力がつきません。
では、なぜ1周目から自分で解けないのでしょうか?
もちろん、理由はいろいろあります。
でも、その中でも大きいのが、
「学校の授業で習ったことを、そのままにしている」
ということです。
1周目は「授業に合わせて」進める
まず、ワークの1周目。
これは、学校の授業の進度に合わせて、その都度進めていきましょう。
学校で今日、数学の○○を習った。
↓
家に帰ったら、ワークの該当するページを解く。
これが基本です。
授業で習ったばかりなら、まだ頭の中に内容が残っています。
その状態ですぐに問題を解くことで、
「授業で習ったことを、自分で使える知識にする」
ことができます。
「テスト前にまとめてワークをやればいいや」
では遅いんです。
テスト前にワークを50ページ、60ページ……とまとめてやるのではなく、普段から少しずつ進めておくことが大切です。
では、2周目はいつやる?
ここからが、今回一番伝えたいところです。
では、2周目。
いったいいつやっていますか?
「テスト直前です!」
という人も多いのではないでしょうか。
しかし、2周目はテスト直前まで待つ必要はありません。
むしろ、
1周目をやってから、1週間以内くらいを目安に、もう一度同じ問題を解いてみましょう。
特に、
- 1回目に自分一人では解けなかった問題
- 教科書や答えを見ながら解いた問題
- 1回目に「ちょっと不安だな」と感じた問題
- 間違えてしまった問題
こうした問題は、優先的にもう一度解いてみてください。
逆に、1回目からスラスラ解けた問題は、毎回必ず解き直す必要はありません。
自分が苦手なところに時間を使うことが大切です。
「繰り返すタイミング」が重要
ワークを繰り返す目的は、
「3周した」という実績を作ることではありません。
同じ内容に何度も触れることで、
「頭の中に残すこと」
が目的です。
だからこそ、2周目、3周目をやるタイミングが重要なんです。
例えば、
「1週間に1回やる」
「3日に1回やる」
など、自分が忘れかけた頃にもう一度触れる。
そうすることで、
「あれ?これ何だっけ?」
↓
「あ、そうだ!」
↓
「これ前にも間違えたところだ!」
というように、記憶が少しずつ定着していきます。
もちろん、どのくらいの間隔がいいのかは、人によって違います。
3日に1回が合っている人もいれば、1週間に1回くらいが合っている人もいるでしょう。
大切なのは、
「自分はどのくらいの間隔で復習すると、忘れずに覚えていられるのか」
を考えることです。
そして、この復習のタイミングを自分でコントロールできるようになった人は、確実に学力を伸ばしやすくなります。
「ワーク3周」の本当の意味
「ワーク3周」
という言葉だけ聞くと、
「同じ問題を3回やればいい」
と思ってしまいますよね。
でも、本当の意味は違います。
ワークを3周するということは、
「繰り返し同じ内容に触れる回数を増やし、頭の中に残す」
ということです。
だから、
1周目 → 授業で習ったことを確認する 2周目 → 忘れかけた頃にもう一度解く 3周目 → まだ不安なところをさらに確認する
というように、目的を持って取り組みましょう。
機械的な「3周」はやめよう
「ワーク3周しなきゃ!」
と思って、何も考えずに最初から最後まで3回繰り返す。
これでは、ただの作業になってしまいます。
大切なのは、
「なぜ、この問題をもう一度解くのか?」
「自分はどこが苦手なのか?」
「次はいつ、この問題に触れればいいのか?」
と考えることです。
ワークを3周すること自体が目的ではありません。
ワークを使って、自分の頭に知識を定着させることが目的です。
さあ、今日から機械的な作業はやめましょう。
回数ではなく、タイミングと目的を考えてワークを繰り返す。
これが、本当の「ワーク3周」です。
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