
勉強とは「できない」を「できる」にすること PARTⅡ
「間違い直し」と「解き直し」の正しいやり方
前回、勉強とは 「できない」を「できる」ようにすること だと述べました。
そして、勉強において最も重要なのは 「間違い直し」と「解き直し」 だということをお伝えしました。
今回は、その 「間違い直し」と「解き直し」の具体的なやり方 について、詳しく説明していきます。
勉強の基本的な流れ
まず、勉強の流れを再確認しましょう。
問題演習 → まるつけ → 間違い直し → 解き直し
問題を解いて、まるつけをした段階で 「勉強が終わった」と思っていませんか?
実は、ここからが本当の勉強のスタートです。
間違い直しの目的とは?
「間違い直し」の目的は、
- なぜ間違えたのか
- どこがいけなかったのか
- どうすれば正解できたのか
- 正しいやり方は何か
これらを明確にして理解することです。
言うまでもありませんが、 「答えを写して終わり」では意味がありません。
解説の正しい読み方
間違い直しをするときは、 答えだけを見るのではなく、解説をじっくり読むことが大切です。
わからない問題が出たとき、 何も考えずにすぐ質問してしまう生徒がいます。
確かに、時間だけを考えれば すぐ教えてもらった方が早いかもしれません。
しかし、
- 自分で考えた上での質問
- 何も考えずにする質問
この2つでは、 理解度・定着度がまったく違います。
「質問頼み」の勉強の危険性
わからない問題をその都度質問していると、 先生がいないと勉強できない状態になってしまいます。
入試や定期テストで できるようにならなければいけない問題数は膨大です。
それを1問ずつ解説してもらうのは、 物理的に不可能です。
最終的に大切なのは、 「できるようになった問題の数」 です。
効率の良い間違い直しの考え方
効率よく勉強するためには、
- 解説を読んで理解できる問題 → 自力で解決
- 解説を何度読んでも理解できない問題 → 質問
この使い分けが重要です。
解説がわからないときの対処法
「解説を読めと言われても、どう読めばいいかわからない」 という人もいると思います。
その場合は、次のようにしてください。
- 1回読んでわからなくても、もう1回読む
- 完全にわからなくても、部分的にわかればOK
- 何度か読むうちに、わかる部分が増えてくる
大切なのは、 「どこがわからないのか」を明確にすること です。
- 以前に習った内容かもしれない
- 調べればわかることかもしれない
- 繰り返し読めば理解できるかもしれない
一気に全部を解決しようとせず、 わからない部分を一つずつ潰していきましょう。
質問するときのポイント
それでもわからない場合は、 先生や友達に質問しましょう。
そのときは、
「なんとなく全部わかりません」 ではなく、
「解説のこの部分がわかりません」
というように、 具体的に質問することが大切です。
考える時間の目安
自分で考えることは大切ですが、 1問に1〜2時間もかけるのは非効率です。
目安としては、
- 1問につき15〜20分考えてもわからなければ質問
- 質問できる人がいなければ一旦後回し
他の問題に取り組みましょう。
間違い直しのゴール
間違い直しの最大の目的は、 問題の解き方を「理解」することです。
理解できていない状態で 次に進んではいけません。
「理解」と「暗記」は別物
正しいやり方が理解できたとき、
「もう分かったから大丈夫」
と思っていませんか?
実はそれだけでは不十分です。
テストで 「ああ!そうだった!」 と思った経験はありませんか?
これは、 理解はしたけれど覚えていなかった という状態です。
勉強の目的は 「できる」ようになること 。
そのためには、
- 理解
- 暗記
この両方が必要です。
間違い直しの最後に、 解き方をしっかり暗記する作業を行いましょう。
解き直しの重要性
最後に行うのが、解き直しです。
これはとても大切な作業です。
勉強は最終的に、 自分の手で正しく解けるかどうかがすべてです。
- 理解したつもり
- 覚えたつもり
でも、計算ミスをすれば 「できる」とは言えません。
その最終確認が解き直しです。
可能であれば、 類題も解いておくと完璧です。
まとめ
これで、
- 間違い直し
- 解き直し
の作業は完了です。
この流れがしっかりできていれば、 どんなテストでも、どんな教科でも 必ず結果は出ます。
ぜひ自分の勉強を見直して、 「正しい勉強法」 を身につけてくださいね。
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