
英単語のニュアンスを理解しよう!英語表現の意味と使い分けを学ぶ勉強法
英単語の「ニュアンス」に注目してみよう!
唐突ですが、言葉って不思議ですよね。
文字通りの意味を持つものもあれば、その言葉の裏に含まれる意味もあります。
例えば、ある人の体形について表現するとき、
「あの人は太っているね」
と言うと、少し直接的すぎて、聞く人によっては気分を害するかもしれません。
そこで、
「あの人はぽっちゃりしているね」
と言うと、いくらか柔らかい表現になります。
(まぁ、人の体形についてとやかく言うこと自体が失礼にあたるので、あくまでも例として。)
このように、人の体形に対する表現だけでもさまざまな言葉があり、その場にそぐわない言葉や、適した言葉があります。
つまり、言葉一つ一つには「ニュアンス」があり、それが人と人とのコミュニケーションを豊かにしているんですね。
英語にも「ニュアンス」がある
英語にも、もちろん「ニュアンス」があります。
例えば、下の2つの英文を見てください。
① I must leave now!
② I have to leave now!
どちらも、
「私はもうどこかへ行かなければならない」
という意味になります。
しかし、聞く側によっては、少し意味合いが違って聞こえます。
①の must を使うと、
「自分がそうしなきゃいけない!」
という響きになります。
そのため、聞く側としては、
「あぁ、早く帰りたいんだね。引き止めてごめんなさい……」
と、少し関係がぎくしゃくしてしまうかもしれません。
一方、②の have to を使うと、
「自分は行きたいと思っていないけれど、自分とは関係のない別の理由で行かなければならない」
というニュアンスになります。
そのため、普通は②の have to を使用した方が、コミュニケーションはうまくいくかもしれませんね。
「know」と「have heard of」の違い
もう一つ、面白い例を紹介しましょう。
例えば、
「EXILEを知っていますか?」
と聞く場合、多くの方が、
"Do you know EXILE?"
と言ってしまうかもしれません。
しかし、これは少し不自然な表現です。
もちろん、EXILEと友達で、週末に会っていたり、一緒に遊びに行っていたりする場合は別です。
(いや、「EXILEと毎日電話しているよ」という方がいたら、むしろ連絡先を教えてください。)
では、なぜ know ではダメなのでしょうか?
know には、単に「存在を知っている」というだけではなく、その人や物についてある程度知っているというニュアンスがあります。
一方、
"Have you heard of EXILE?"
なら、
「EXILEって聞いたことありますか?」
という意味になります。
つまり、名前や存在を知っているかどうかを聞きたい場合には、こちらの方が自然なんですね。
このように、英単語は日本語の意味を一つ当てはめれば終わり、というものではありません。
英単語は「記号」ではない
英単語や熟語を覚える際、どうしても「覚えるだけ」になってしまうことがあると思います。
しかし、言葉もただの記号の羅列ではありません。
ちゃんと意味があり、色があります。
「この単語は、こういう場面で使うんだ」
「この表現は、こっちの言い方より少し柔らかいんだ」
そんなことに気づいていくと、単なる暗記だった英語が、少し違って見えてくるかもしれません。
覚えることに少し疲れたときは、休憩がてら英単語の「ニュアンス」に注目してみるのも面白いですよ。
英単語に「色」をつけよう!
日々の勉強を無味乾燥なものにしないためにも、
英単語の「ニュアンス」に、少し興味を持ってみませんか?
単語の意味を覚えるだけではなく、
「なぜこの言葉を使うんだろう?」
「似た意味の単語と何が違うんだろう?」
と考えてみる。
そんな小さな疑問が、英語をもっと面白くしてくれるかもしれませんよ。
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