
音楽を勉強に活かす方法!歌詞で語彙力を鍛えるおすすめ勉強法
音楽を勉強に活かす
「音楽を勉強に活かす」
このフレーズを聞いて、皆さんはどんなことを想像するでしょうか?
勉強の合間に気分転換にと音楽を聴く。 英語に慣れるために洋楽を聴く。
人それぞれ、音楽との付き合い方は千差万別だと思います。
しかし、その一方で、
- 気分転換のつもりが、いつの間にか1時間たっていた
- 「10分だけ」と決めたのに、勉強を始めるとメロディーが頭に残って集中できない
など、かえってマイナスになるケースも多いはずです。
上記の失敗はなぜ起きるのでしょうか?
音楽を「気分転換」と考え、曲を文字通り「聴くもの」として考えていることが大きいのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなマイナスイメージを払拭し、
「音楽を語彙力を鍛えるツール」としてとらえる勉強法
を紹介します。
■ 歌詞を「教材」として読んでみよう!
例えば、森山直太朗さんの『夏の終わり』という曲があります。
この曲には、普段の生活ではあまり使わない言葉が登場します。
「水芭蕉(みずばしょう)」はどんな花だろう? 「畦道」とはどんな道だろう? 「紡ぐ」、「泡沫」って何て読むのか、意味は何だろう?
この詩を正確に理解するだけでも、それなりの知識が必要です。
例えば、
- 水芭蕉
- 畦道
- 紡ぐ
- 泡沫
これらの言葉を一つずつ調べていくことで、歌詞の情景が少しずつ見えてきます。
「水芭蕉」は夏に咲く白い苞の草。 「畦道」は田と田の間の細い道。
この二つの言葉の意味を正確に知るだけでも、
「周囲には田んぼが広がり、その間に水芭蕉が風に揺れて咲いている」
そんな風景をイメージできるようになります。
そして、その中を二人で肩を並べて歩き、夢を語っている。
ただ歌詞を読むだけではなく、言葉の意味を知ることで、歌詞の世界がより立体的に見えてくるのです。
■ 「自分の言葉」に置き換えて考えてみる
ここで「紡ぐ」という言葉を調べてみましょう。
「紡ぐ」とは、繊維を引き出して糸にすることです。
そう考えると、
「夢を紡ぐ」
という表現も、単純に「夢を語る」と解釈するだけでは、少し浅いようにも思えてきます。
このように、言葉の本来の意味を調べることで、
「なぜ、ここでこの言葉が使われているんだろう?」
と考えることができます。
これは、普段の勉強でも非常に大切なことです。
■ メロディーに流されず「言葉」と向き合う
ここで一番大切なのは、言葉と戦うことです。
メロディーに流されず、言葉一つひとつと向き合ってみましょう。
何度も聴いている曲であれば、「泡沫」を「うたかた」と自然に読めてしまうかもしれません。
しかし、
「泡沫って、そもそもどういう意味なんだろう?」
と一度立ち止まって調べてみる。
それだけでも、立派な勉強になります。
普段何気なく聴いている音楽の中にも、知らない言葉や表現はたくさん隠れています。
■ まずは「5分だけ」でOK!
とはいえ、最初から歌詞を全部調べようとすると大変です。
冒頭だけでも、それなりに時間がかかります。
ですから、
「まずは5分だけ集中してやってみよう!」
くらいの気持ちでOKです。
短い時間に区切ることで、
「5分でどこまで言葉を調べられるかな?」
と、ゲーム感覚で取り組むこともできます。
その方が、かえって時間に対する意識も強くなります。
■ 日を置くと新しい発見がある!
また、日を置いて改めてやってみると、新しい発見があります。
ちなみに私は、冒頭の「恋唄」という言葉の「唄」に注目して、後日、新しい発見をしました。
「唄」と「歌」の違いが何かを調べたところ、「唄」は主に民謡などで使われる言葉だと知りました。
それを知った上で改めて曲を聴いてみると、冒頭の歌詞に入るまでの前奏に三味線の音が入っています。
「なるほど、民謡を意識して作られているのかもしれない」
と、新しい見方ができるようになりました。
一度聴いただけでは気づかなかったことも、言葉を調べることで新しい発見につながったのです。
■ 勉強も音楽も「1回で終わり」ではない
結局、勉強と同じで、
1回でその詩の世界や、その曲を完全に理解することはできません。
何度も見たり、調べたり、考えたりすることで、少しずつ新しい発見があります。
これは勉強にも通じることですよね。
一度勉強したときには気づかなかったことが、後から見直すことで、
「こんな意味だったのか!」
「ここはこういうことだったのか!」
と分かることがあります。
■ まずは自分の好きな一曲から!
音楽をただ「休憩時間に聴くもの」と考えるのではなく、
「言葉を学ぶための教材」
として使ってみるのも面白いと思います。
もちろん、すべての曲を勉強にする必要はありません。
まずは、自分の好きな一曲から始めてみてはいかがでしょうか?
休憩時間に聴いていた音楽が、
「詩と向き合う時間」
に変わり、今までとは違った音楽の楽しみ方ができるかもしれません。
ぜひ、気になった一曲を選んで試してみてくださいね☆
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