音楽を勉強に活かす方法!歌詞で語彙力を鍛えるおすすめ勉強法

音楽を勉強に活かす方法!歌詞で語彙力を鍛えるおすすめ勉強法

小学生中学生高校生国語
2026/08/17

音楽を勉強に活かす

「音楽を勉強に活かす」

このフレーズを聞いて、皆さんはどんなことを想像するでしょうか?

勉強の合間に気分転換にと音楽を聴く。 英語に慣れるために洋楽を聴く。

人それぞれ、音楽との付き合い方は千差万別だと思います。

しかし、その一方で、

  • 気分転換のつもりが、いつの間にか1時間たっていた
  • 「10分だけ」と決めたのに、勉強を始めるとメロディーが頭に残って集中できない

など、かえってマイナスになるケースも多いはずです。

上記の失敗はなぜ起きるのでしょうか?

音楽を「気分転換」と考え、曲を文字通り「聴くもの」として考えていることが大きいのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなマイナスイメージを払拭し、

「音楽を語彙力を鍛えるツール」としてとらえる勉強法

を紹介します。


■ 歌詞を「教材」として読んでみよう!

例えば、森山直太朗さんの『夏の終わり』という曲があります。

この曲には、普段の生活ではあまり使わない言葉が登場します。

「水芭蕉(みずばしょう)」はどんな花だろう? 「畦道」とはどんな道だろう? 「紡ぐ」、「泡沫」って何て読むのか、意味は何だろう?

この詩を正確に理解するだけでも、それなりの知識が必要です。

例えば、

  • 水芭蕉
  • 畦道
  • 紡ぐ
  • 泡沫

これらの言葉を一つずつ調べていくことで、歌詞の情景が少しずつ見えてきます。

「水芭蕉」は夏に咲く白い苞の草。 「畦道」は田と田の間の細い道。

この二つの言葉の意味を正確に知るだけでも、

「周囲には田んぼが広がり、その間に水芭蕉が風に揺れて咲いている」

そんな風景をイメージできるようになります。

そして、その中を二人で肩を並べて歩き、夢を語っている。

ただ歌詞を読むだけではなく、言葉の意味を知ることで、歌詞の世界がより立体的に見えてくるのです。


■ 「自分の言葉」に置き換えて考えてみる

ここで「紡ぐ」という言葉を調べてみましょう。

「紡ぐ」とは、繊維を引き出して糸にすることです。

そう考えると、

「夢を紡ぐ」

という表現も、単純に「夢を語る」と解釈するだけでは、少し浅いようにも思えてきます。

このように、言葉の本来の意味を調べることで、

「なぜ、ここでこの言葉が使われているんだろう?」

と考えることができます。

これは、普段の勉強でも非常に大切なことです。


■ メロディーに流されず「言葉」と向き合う

ここで一番大切なのは、言葉と戦うことです。

メロディーに流されず、言葉一つひとつと向き合ってみましょう。

何度も聴いている曲であれば、「泡沫」を「うたかた」と自然に読めてしまうかもしれません。

しかし、

「泡沫って、そもそもどういう意味なんだろう?」

と一度立ち止まって調べてみる。

それだけでも、立派な勉強になります。

普段何気なく聴いている音楽の中にも、知らない言葉や表現はたくさん隠れています。


■ まずは「5分だけ」でOK!

とはいえ、最初から歌詞を全部調べようとすると大変です。

冒頭だけでも、それなりに時間がかかります。

ですから、

「まずは5分だけ集中してやってみよう!」

くらいの気持ちでOKです。

短い時間に区切ることで、

「5分でどこまで言葉を調べられるかな?」

と、ゲーム感覚で取り組むこともできます。

その方が、かえって時間に対する意識も強くなります。


■ 日を置くと新しい発見がある!

また、日を置いて改めてやってみると、新しい発見があります。

ちなみに私は、冒頭の「恋唄」という言葉の「唄」に注目して、後日、新しい発見をしました。

「唄」と「歌」の違いが何かを調べたところ、「唄」は主に民謡などで使われる言葉だと知りました。

それを知った上で改めて曲を聴いてみると、冒頭の歌詞に入るまでの前奏に三味線の音が入っています。

「なるほど、民謡を意識して作られているのかもしれない」

と、新しい見方ができるようになりました。

一度聴いただけでは気づかなかったことも、言葉を調べることで新しい発見につながったのです。


■ 勉強も音楽も「1回で終わり」ではない

結局、勉強と同じで、

1回でその詩の世界や、その曲を完全に理解することはできません。

何度も見たり、調べたり、考えたりすることで、少しずつ新しい発見があります。

これは勉強にも通じることですよね。

一度勉強したときには気づかなかったことが、後から見直すことで、

「こんな意味だったのか!」

「ここはこういうことだったのか!」

と分かることがあります。


■ まずは自分の好きな一曲から!

音楽をただ「休憩時間に聴くもの」と考えるのではなく、

「言葉を学ぶための教材」

として使ってみるのも面白いと思います。

もちろん、すべての曲を勉強にする必要はありません。

まずは、自分の好きな一曲から始めてみてはいかがでしょうか?

休憩時間に聴いていた音楽が、

「詩と向き合う時間」

に変わり、今までとは違った音楽の楽しみ方ができるかもしれません。

ぜひ、気になった一曲を選んで試してみてくださいね☆

最終更新: 2026/08/17

この記事を書いたのは

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