
国語の勉強法がわからない人へ!文章問題の解き方と読解力を伸ばすコツ
国語の文章問題、どうやって勉強したらいい?まずは「学習目標」を知ろう
国語の文章問題の勉強の仕方に迷っている子は、非常に多いと思います。
「どうやって勉強したらいいかわからない」
そう感じる理由の一つは、「何ができるようになればいいのか」が分かりづらいからだと思います。
そこで、まずは文章の種類ごとに「何をできるようになればいいのか」という学習目標を押さえてみましょう。
今回は、代表的な2種類の文章について紹介します。
① 小説・物語文
小説・物語文は、作者が実際に体験した出来事ではなく、頭の中で作られた物語です。
では、小説・物語文の学習目標は何でしょうか?
それは、
「どんな場面なのか」「登場人物が何を思ったのか」を読み取ること
です。
ただし、「なんとなくこう思ったのだろう」という読み方ではいけません。
大切なのは、
「この文章にこの表現があるから、この登場人物はこう思った!」
と、文章中の根拠を示して説明できるようになることです。
例えば、段落ごとに登場人物の気持ちを教科書の余白に書いてみるのも効果的です。
そして、
「自分が考えた登場人物の気持ちは合っているのか?」
「文章のどこからそう読み取れるのか?」
を授業で確認してみましょう。
こうやって、自分の考えと文章中の根拠を結びつけることが大切です。
② 説明文
説明文は、作者がある題材について説明している文章です。
説明文の学習目標は、
「文章のまとまりごとに、何を説明しているのかを読み取ること」
です。
ここで大切なのは、それぞれの文章のまとまりの中で、
「作者が一番説明したいことは何なのか?」
を探すことです。
これも、教科書の余白などに簡単にまとめてみるとよいでしょう。
さらに、一番伝えたいことを説明するために、
- どのような構成になっているのか
- どんな話の流れになっているのか
- なぜこの順番で説明しているのか
などを考えてみましょう。
文章全体の構成を理解することも、説明文を読むうえで重要です。
文章の種類によって、学習目標は違う
ここまで、小説・物語文と説明文について紹介しました。
しかし、国語の文章はこれだけではありません。
随筆・評論文・批評文・短歌・俳句・詩・古文・漢文……
など、たくさんの種類があります。
そして、それぞれに「何ができるようになればいいのか」という学習目標があります。
まずは、文章の種類ごとの学習目標を把握することから始めてみましょう。
「何を勉強したらいいのかわからない」という状態から、
「この文章では、ここができるようになればいいんだ!」
という状態に変わるだけでも、勉強の仕方は大きく変わります。
国語の勉強で一番大切なのは「教科書をよく読むこと」
最後に、今回紹介した文章の種類に限らず、すべての国語の文章に言える勉強法を紹介します。
それは、
「教科書をよく読むこと」
です。
……単純ですよね。
ただし、本当に「よく」読んでください。
1回しっかり読んだから終わり、ではありません。
最低でも3回は繰り返して読んでみましょう。
できれば、文章の内容を覚えてしまうくらい読んでみてください。
「この文章のどこに、何が書いてあるのか」
が分かるようになるだけでも、普段ほとんど教科書を読まずに、いきなり国語のテストを受ける場合との違いをはっきり感じられるはずです。
国語は、問題集を解くことだけが勉強ではありません。
まずは教科書を読みましょう。
そして、何度も読み返しましょう。
最後に、国語についての誤解を一つなくしましょう
最後に、よく聞く国語についての誤解があります。
それは、
「国語の問題は答えが一つじゃない」
というものです。
これは、少し違います。
テストで正解・不正解をつける以上、基本的には正解となる答えがあります。
入試問題でも同じです。
「答えが一つ」ということは、そこには必ず、「なぜそれが答えになるのか」という理由があります。
だからこそ、国語の勉強では、
「答えを覚える」のではなく、「なぜその答えになるのか、その根拠を文章の中から探す」
ことが大切なのです。
国語の文章問題が苦手な人は、まず、
「この文章では、何ができるようになればいいのか?」
を考えてみてください。
そして、教科書を何度も読み、文章の中にある「答えの根拠」を探す練習をしてみましょう。
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