
暗記のコツは「思い出す」こと!忘れないための効果的な勉強法
「思い出す」ことで暗記力を高めよう!
突然ですが、皆さんは知り合いの名前をノートに書いて覚えようとしたことはありますか?
例えば、友達の名前、学校の先生の名前、ご近所さんの名前……などなど。
まず、そんなことをする人はほとんどいませんよね。
でも、不思議ですね。
なぜ「覚えよう」と頑張らなくても、自然に名前を覚えてしまうのでしょう?
英単語や社会の語句は何度見ても覚えられないのに……。
「覚えている」=「思い出せる」
テスト前には、多くのことを暗記する必要があります。
何度もワークを見た。 英単語も紙に繰り返し書きまくった。 音読もした。
なのにテストでは、
「……あれ、なんだっけ?」
「昨日の夜覚えたやつなのに……思い出せない……。」
そしてテスト後に答えを見ると、
「あー、知ってたのにぃー……。」
こんな経験、誰にでもありますよね。
では、「覚えている」というのは、どういう状態なのでしょうか?
それは、「思い出せる」ということです。
「えーっと……何だったかな?」
「うーん……。」
「あ、そうだ!○○○だ!!」
この「思い出そうとする瞬間」が、記憶を強くするために大切なのです。
名前を覚えるのも暗記と同じ
新学期になって新しいクラスになると、名前を知らないクラスメートが出てくると思います。
でも、いつの間にかクラス全員の名前を言えるようになりますよね。
毎日顔を合わせることで、無意識のうちに名前を思い出しているはずです。
「この人の名前、なんだっけ?」
「そうだ、○○さんだ!」
この繰り返しによって、自然と名前を覚えていきます。
1日で覚えられなくても、定期的に何度も思い出す。
暗記も、このプロセスが大切なのです。
「忘れる」ことも大切!
そして、暗記をするためには「忘れる」というプロセスも大切です。
せっかく頑張って覚えたことを忘れていることに気づくと、
「自分は記憶力が悪い……。」
「せっかく覚えたのに……。」
と、落ち込んでしまう人もいると思います。
でも、そんなに気にする必要はありません。
忘れることは、人間として当然のことだからです。
大切なのは、忘れないことではありません。
忘れたときに、もう一度思い出すことです。
定期的に繰り返し思い出すことで、少しずつ忘れにくい記憶になっていきます。
つまり、
「忘れたら、また思い出す」
これを繰り返すことが、暗記にはとても重要なのです。
ワークを使った暗記方法
では、ここまでの話を踏まえて、ワークの内容を暗記していくための勉強方法をまとめてみましょう。
① まずはワークの答えを埋める
まずは、なるべく早い段階でワークの解答が埋まっている状態にします。
教科書を見て調べることに、あまり時間をかけすぎる必要はありません。
「答えが分からないな」と思ったら、解答を見て、覚えるべきことを確認しましょう。
ここで大切なのは、
ワークを埋めることは「勉強」ではなく「作業」
ということです。
ワークを埋めただけでは、まだ頭に入っているとは限りません。
ワークを埋めてからが、暗記のスタートです!
② 答えを隠して何度も解き直す
次に、答えを隠して、何度もノートに解き直してみましょう。
間違った問題や、答えを書くことができなかった問題にはチェックを入れます。
そして、1~2時間後にもう一度解いてみましょう。
それでも解けなかったら、またチェックを入れます。
その日の晩、翌日……と、繰り返し確認していきます。
すると、チェックがたくさんついている問題が見えてきます。
それが、自分の苦手な問題です。
自分の弱点が分かれば、そこを集中的にやり直すことができますね。
③ 別の問題集にも挑戦する
ワークの問題を一通り覚えられたと思ったら、別の問題集で同じ範囲を解いてみるのもおすすめです。
なぜなら、同じ語句でも「聞かれ方」が変わると正解できないことがあるからです。
テスト本番では、ワークとまったく同じ聞かれ方をするとは限りません。
別の問題にも挑戦して、本当に理解できているかを確認してみましょう。
どんな問題を使えばいいか分からない場合は、塾の先生に相談してみるのもいいと思います。
「忘れた……」を気にしない!
ここで一番大切なポイントです。
思い出せなかったことや、忘れてしまったことを、いちいち気にしないこと。
「忘れたら、また思い出す。」
これを繰り返すことで、少しずつ記憶が強くなっていきます。
むしろ、
忘れる → 思い出す → 忘れる → また思い出す
この繰り返しこそが、暗記には大切なのです。
どんどん忘れて、どんどん覚え直しましょう!
暗記に「才能」は必要ない!
暗記に必要なのは、特別なセンスでも、ものすごい集中力でもありません。
人間は誰でも、たくさんの情報を記憶する力を持っています。
その力を最大限に活かすためには、「思い出す」ということを意識した勉強をしてみることが大切です。
「何度やっても覚えられない……。」
「暗記が苦手だな……。」
そう感じている人は、ぜひ一度、
「見る」だけの暗記から、「思い出す」暗記へ
勉強方法を変えてみてくださいね!
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